セツブンソウ

 キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草(学名:Shibateranthis pinnatifida)

 関東地方以西の本州に分布し、口丹波では南丹市の山間部に群生地がある。落葉広葉樹林の林床などに生える草丈10cmほどの小さな早春植物で、地下に丸い塊茎があり、1本の花茎を出して茎頂に苞葉をつける。苞葉は無柄で不規則に深裂している。苞葉の基部から約1cmの花柄がのびて、直径約2cmの白い花を1個つける。白色の花弁に見えるものは萼片で、花弁は退化して黄色い葯をつけた雄しべのように見える。退化した花弁は先端が2裂していて、黄色く見える部分は蜜腺。果実は袋果で5月頃には熟してはじけて種子を落とす。その後初夏の頃には地上部は枯れて、翌春まで長い眠りにつく。
 京都府レッドデータ・ブックでは、絶滅危惧種(環境省RDBでは準絶滅危惧種・NT)にランクされている。

 自生地の動画(2017年3月撮影)はコチラ

 花期は2月-3月頃。


セツブンソウ セツブンソウ
クリ園内に群生するセツブンソウ  2014年3月  南丹市 2014年3月  南丹市
セツブンソウ セツブンソウ
2014年3月  南丹市 2014年3月  南丹市
セツブンソウ セツブンソウ
苞葉と花  2014年3月  南丹市 白い萼片は通常5枚  2014年3月  南丹市
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