セリバオウレン
キンポウゲ科オウレン属の多年草(学名:Coptis japonica var. major) 口丹波でオウレンと言えばこのセリバオウレンが最も普通に見られ、全域の山地に自生している。また湿って薄暗い峠の道端などに群生していることもある。早春、茎の先に通常3つの花が咲き、雌雄異株で雄花を咲かせるものと、両性化を咲かせるものがある。花弁よりも長い白い萼が5枚あり、萼も花弁のように見える。 花後、古い葉は枯れ、新しい葉が出て来る。この葉の形がセリに似ているのでセリバオウレンと名付けられた。 栽培は比較的容易で、自生地は薄暗い所が多いが、夏季以外は日当たりに置いても平気で、常緑のため特に冬場は日当たりに置くように心がけ、水切れに注意する。栽培の場合は通常の花期よりも1ヵ月ほど早く開花する傾向が見られる。 本州、四国の山地に分布している。 花期は2月-4月頃。 |
雄花 2013年3月 自宅 植栽 | 両性花 2013年2月 自宅 植栽 | ||
2012年3月 亀岡市 | 2012年3月 亀岡市 | ||
2011年4月 南丹市 | 2011年4月 南丹市 | ||
2011年1月 自宅 植栽 | 雄花 2011年3月 京丹波町 | ||
2010年12月 南丹市 | 手前の花は両性化 2010年3月 南丹市 | ||
セリバオウレン(動画) | |||
2018年3月 京丹波町 | |||
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