セントウソウ

 セリ科セントウソウ属の多年草(学名:Chamale decumbens)

 全国に分布。口丹波地域では山地の林縁や林道脇の日陰で湿った場所で見られる、草丈15cm前後の小型の草本。根元から出る葉には長い柄があり、葉身は1~3回羽状複葉でムラサキケマンなどに似ている。花は早春に咲き、長い花柄の先に花序をつくり、小花序には5~10個程度の白色でごく小さい花をつけるが目立たない。


 花期は3月-5月頃。


セントウソウ セントウソウ
花1個の直径は1mmほどと小さい  2015年4月 京丹波町 花弁は5枚  2015年4月 京丹波町
セントウソウ セントウソウ
新しい花序の誕生  2015年4月 京丹波町 セントウソウの葉  2015年4月 京丹波町
セントウソウ セントウソウ
葉の表側  2015年4月 京丹波町 葉の裏側  2015年4月 京丹波町
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