セイヨウタンポポ

 キク科タンポポ属の多年草(学名:Taraxacum officinale)

 ヨーロッパからやって来て、明治の頃に日本に帰化した外来種のタンポポ。田んぼの畦や道端、川の土手などで年中花を咲かせている。花の数は在来種のタンポポに較べると多いのだそうだ。
 口丹波の黄色い花のタンポポには、他に在来種のカンサイタンポポというのがあるが、このことを知ったのが最近のため、いつ頃からこれほどまでにセイヨウタンポポが増えたのかは判らない。しかし今では、ウォーキングなどをしている時に見かけるタンポポの殆どが、このセイヨウタンポポだと思って間違いない。2種類のタンポポは花の時期に花を包む総包片の形で違いが区別できる。花を横から見ると、セイヨウタンポポの総包片(総苞外片)は大きく反り返っているのが判る。


 花期は春-秋頃だがほぼ年中咲いている。


セイヨウタンポポ セイヨウタンポポ
2012年12月  南丹市 2012年12月  南丹市
セイヨウタンポポ セイヨウタンポポ
2012年12月  南丹市 2012年11月  南丹市
セイヨウタンポポ セイヨウタンポポ
2012年4月  亀岡市 2012年4月  亀岡市
上の左側の写真で、花の下にあって支えるようについている緑色のものが総包片。外に向かって大きく反っている。
セイヨウタンポポ(動画)
2020年1月  南丹市
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