セイヨウノコギリソウ

 キク科ノコギリソウ属の多年草(学名:Achillea millefolium)

 ヨーロッパ原産の帰化植物。もともとは園芸植物だったものが野生化したもので、「京都府自然環境目録」にも記載されている。茎は大きくなると100cmほどになり、稜があり軟毛が生えている。葉は互生し、根生葉には長い葉柄があり、葉身は線状楕円形で葉柄をあわせて長さ30cmほどになる。茎葉は無柄で長楕円形~線状楕円形。葉は羽状に深裂する。花は小さな頭花で、直径5mmほど。枝先に多数が混み合ってつく。花の色は白色または淡紅色。両性の筒状花の周囲に舌状花が5個程度つく。果実は痩果。

 花期は7-8月頃


セイヨウノコギリソウ セイヨウノコギリソウの花
山地の道端で咲くセイヨウノコギリソウ  2018年6月  南丹市 頭花は小さく 混み合って咲く  2018年6月  南丹市
セイヨウノコギリソウの花 セイヨウノコギリソウの根生葉
総苞  2018年6月  南丹市 根生葉には葉柄がある  2018年6月  南丹市
セイヨウノコギリソウの茎葉 セイヨウノコギリソウの葉
茎葉の基部はやや茎を抱く  2018年6月  南丹市 葉は羽状に深裂している  2018年6月  南丹市
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