サワラ
ヒノキ科ヒノキ属の常緑高木(学名:Chamaecyparis pisifera) 岩手県以南の本州、四国、九州に分布する針葉樹。裸子植物。樹高は30mほどになりヒノキに似る。主に山地の沢沿いに生える。樹皮は灰褐色~赤褐色で、縦に裂け薄く剥がれる。葉は小さく鱗片状で対生(十字対生)し、先端は鋭く尖り触ると痛い。裏側の葉には白い気孔帯があり、Ⅹ字(あるいは蝶形)模様となる。雌雄同株。雄花雌花とも枝先につく。球果は秋に熟すと黄褐色になる。各地で植林もされてきたようだが、口丹波地域で見る機会は少ない。 花期は3-4月頃。 |
樹形 2016年10月 南丹市 | 樹皮 2016年10月 南丹市 |
枝葉 2016年10月 南丹市 | 枝下面の葉 先端は鋭く尖り 気孔帯は蝶型 2016年10月 南丹市 |
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