サワオグルマ

 キク科キオン属の多年草(学名:Senecio pierottii)

 本州、四国、九州の平地から山地の日当たりの良い湿地に生え、口丹波では低山の沢沿い、小さな沼地や耕作放棄田などで群生していることが多い。草丈は50~80cmほどのものが多いが、中にはもう少し背の高いものもある。茎の先に3~4cmほどの花をつけ、大きな株ほど花の数は多い。根生葉は花期になっても残り、長い柄を持っている。茎葉には柄がなく、太い茎を抱いてつく。茎や葉にはクモ毛が生えている。
 春、口丹波の山間の狭い耕作放棄田などで、背が高く黄色い花の咲く植物を見かけたら、本種である可能性が高い。よく似たものにオカオグルマがあるが、オカオグルマは湿地には生えず、葉が茎の下部に集中してつく点で区別できる。


 花期は4月-5月頃。


サワオグルマ サワオグルマ
2013年5月  京丹波町 2013年5月  京丹波町
サワオグルマ サワオグルマ
2013年5月  京丹波町 2013年5月  京丹波町
サワオグルマ サワオグルマ
2013年5月  京丹波町 2013年5月  京丹波町
サワオグルマ サワオグルマ
2013年5月  京丹波町 2013年5月  京丹波町
サワオグルマ サワオグルマ
2013年5月  京丹波町 2013年5月  京丹波町
サワオグルマとオカオグルマ(動画)
2018年4月  南丹市および京丹波町
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