サワハコベ

 ナデシコ科ハコベ属の多年草(学名:Stellaria diversiflora)

 本州、四国、九州に分布し、山地の谷などに生える。水辺を好み、口丹波では渓流沿いなどで見られる。葉は対生し葉柄がある。葉身は卵形~三角状卵形で、先は尖がり基部は葉柄に流れる。花は白色で、花弁は5枚。花弁と萼片はほぼ同じ長さで、花弁の先は2中裂している。ハコベ属の他のものは2深裂しているものが多く、2中裂は本種の特徴と言える。


 花期は5月-7月頃。


サワハコベ サワハコベ
茎は匍匐する   2014年5月  南丹市 花弁は2中裂   2014年5月  南丹市
サワハコベ サワハコベ
(花弁の先端に飛び出たものは蜘蛛の糸)   2014年5月  南丹市 茎と葉   2014年5月  南丹市
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