ササノハスゲ

 カヤツリグサ科スゲ属の多年草(学名:Carex pachygyna)

 タガネソウに近い草本で、近畿地方以西の本州と四国に分布。口丹波では主に山麓の傾斜地に多く、湿った土からやや乾燥した土まで幅広く適応しているように思える。
 ササノハスゲは冬でも葉が枯れない。春、花茎がのびる時期に合わせるように新葉を出す。葉は披針形で長さは10~30cmほど。花茎は20cm前後のものが多いように思えるが、もっと長くなることもある。
 地下茎をのばして増え、そのため自生地では小さな群れでいることが多い。


 花期は4月-5月頃。


ササノハスゲ ササノハスゲ
2014年5月  右京区京北 2013年5月  南丹市
ササノハスゲ ササノハスゲ
2012年7月  南丹市 2012年5月  南丹市
ササノハスゲ ササノハスゲ
2012年5月  南丹市 2012年5月  南丹市
ササノハスゲ ササノハスゲ
2011年11月  右京区京北 2011年11月  右京区京北
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