サラサドウダン

 ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木(学名:Enkianthus campanulatus)

 北海道(南部)、本州、四国の山地に分布。日本固有種。口丹波地域では低山の沢近くに生育するが数は少ない。樹高5mほどになり、多くの枝を出す。樹皮は灰褐色。葉は枝先に集まり、輪生状に互生する。葉には柄があり、葉身は倒卵形。縁に細鋸歯があり、先端は尖っている。葉の裏面には脈に沿うように褐色の毛が密生している。花は枝先の総状花序に数個~10個程度つき、下向きにぶら下がるようにつく。萼片は5個。花は鐘形で、黄白色。花冠の先端は淡紅色で5浅裂している。花冠には紅色~淡紅色の筋が入っている。果実は蒴果で上向きにつく。京都府準絶滅危惧種。


 花期は5-6月頃。


サラサドウダン サラサドウダン
秋のサラサドウダン  2018年11月 南丹市 果実  2018年11月 南丹市
サラサドウダンの果実 サラサドウダンの冬芽
果実  2018年11月 南丹市 冬芽  2018年11月 南丹市
サラサドウダンの花 サラサドウダンの花
サラサドウダン  2018年5月 南丹市 花は下向きに咲く  2018年5月 南丹市
サラサドウダンの花 サラサドウダンの幹
花冠内側  2018年5月 南丹市 樹皮は灰褐色  2018年5月 南丹市
サラサドウダンの葉 サラサドウダンの葉
葉は輪状に枝先につく  2018年5月 南丹市 葉の裏面には褐色の毛が密生する  2018年5月 南丹市
サラサドウダン(動画)
2018年11月・2019年5月  南丹市
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