サンショウソウ
イラクサ科サンショウソウ属の多年草 日本固有種(学名:Pellionia minima) 関東以西の本州から四国、九州、沖縄まで分布。山地の湿って薄暗い所で、岩やコケの上を這うように自生している。一見ツルアリドオシのように見えなくもない。ツルアリドオシと違うのは、サンショウソウの場合、這いながら茎の先の方だけ斜めに立ちあがっている。ちょうどうつ伏せになった人が首から上だけ浮かしてテレビを見ているような格好だ。 互生する葉の縁は鋸歯になり、波打つような形はユニークだ。雌雄異株で雄花序には柄があって花の色は紫褐色、雌花序には柄がなく花の色は淡緑色だということだ。今まで口丹波で見てきたサンショウソウはすべて雌株のような気がする。 花期は3月-7月頃。 |
2012年7月 南丹市 | 2012年7月 南丹市 |
2012年7月 南丹市 | 2012年3月 南丹市 |
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