サンシチソウ

 キク科サンシチソウ属の多年草(学名:Gynura japonica)

 帰化植物。中国原産で日本には薬草として伝わり、近年西日本を中心に野生化した個体が分布している。茎は直立して高さ50~100cmほど。葉は互生。楕円形で羽状に深裂し、各裂片の縁は鋸歯となる。托葉の縁も切れ込む。頭花はすべて筒状花で、直径15mmほど。花柱は長くのび、柱頭は2岐する。果実葉痩果で冠毛は白色。京都府下ではまだ稀な植物のようで、最新の「京都府自然環境目録」には未記載。

 花期は8月-11月頃。


サンシチソウ サンシチソウの花
道端で群生するサンシチソウ  2019年9月  右京区嵯峨 頭花  2019年9月  右京区嵯峨
サンシチソウの葉 サンシチソウの葉
葉の表面  2019年9月  右京区嵯峨 葉の裏面  2019年9月  右京区嵯峨
サンシチソウ(動画)
2019年9月(右京区嵯峨)
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