サンインネコノメソウ
ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(学名:Chrysosplenium fauriae) ホクリクネコノメソウ(Chrysosplenium fauriei)の品種で京都府から島根県にかけての日本海側の山地に生え、口丹波でも北部の山間部に自生している。根生葉は花期にも残り、花茎が赤褐色をしているところなどは母種であるホクリクネコノメソウと同じで、違いは萼の色で見る。この仲間の花には花弁は無く、花弁状に見えるのは萼で、ホクリクネコノメソウの萼が淡緑色をしているのに対し本種は淡褐色で、黄色い苞葉の真ん中でよく目立っている。またシベが花冠から飛び出すところは母種と同じなので、他のネコノメソウ属との区別点になる。 花期は3月-5月頃。 |
2015年3月 南丹市 | 2015年3月 南丹市 |
2013年12月 南丹市 | 湿った岩の隙間に生えていた 2013年12月 南丹市 |
花期にも根生葉は残る 2013年3月 南丹市 | 2013年3月 南丹市 |
茎葉は対生 2013年3月 南丹市 | 2013年3月 南丹市 |
ホクリクネコノメとサンインネコノメ(動画) | |
2018年3月 南丹市・京丹波町 | |
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