サイハイラン
ラン科サイハイラン属の多年草(学名:Cremastra appendiculata) 全国に分布し、口丹波では低山の湿った日陰でたまに見かける。野生ランには珍しく京都府のレッド・リストには記載されていないが、口丹波では準絶滅危惧種のカヤランよりも出会う回数は少ない。偽鱗茎は毎年新しいものができ、前年のそれの隣に並ぶ。葉は偽鱗茎の先から1~2枚出て、長楕円形で先が尖る。長さは15~30cmほど。葉は古くなってくると黄色い斑点が出ることが多い。初夏に花をつけ、花後に葉は枯れて秋に新しい葉を出してくる。花は長い花茎に10~20個ほどが総状につき、淡紅紫色を帯びるが地味でさほど目立たない。 花期は5月-6月頃。 |
薄暗い場所でよく見かけるサイハイラン 2015年5月下旬 亀岡市 | 花はややまばらにつく 2015年5月下旬 亀岡市 | ||
サイハイランの花 2015年5月下旬 亀岡市 | サイハイランの花 2015年5月下旬 亀岡市 | ||
サイハイランの花 2015年5月下旬 亀岡市 | 前年の葉は花期に枯れ始め黄色く変色していく 2015年5月下旬 亀岡市 | ||
山麓の草地で花茎を上げるサイハイラン 2015年5月下旬 京丹波町 | 前年葉が花期にも残っている 2015年5月下旬 京丹波町 | ||
花茎の下の方から咲き上がる 2015年5月下旬 京丹波町 | 正面から見た花 花はやや下向きに咲く 2015年5月下旬 京丹波町 | ||
横から見た花 2015年5月下旬 京丹波町 | 花茎につく鱗片 2015年5月下旬 京丹波町 | ||
新葉 2013年9月 京丹波町 | 新葉 2013年9月 京丹波町 | ||
昨年の偽鱗茎の横から新しい葉が出る 2013年9月 京丹波町 | 黄色い斑点が見られる 2012年5月 京丹波町 | ||
サイハイラン(動画) | |||
2017年5月~6月 京丹波町 | |||
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