ペラペラヨメナ

 キク科ムカシヨモギ属の多年草(学名:Erigeron karvinskianus)

 北米原産の帰化植物。関東以西の本州、四国、九州に野生のものが分布。陽当たりが良く、競合するものの少ない石垣の隙間などに生える。別名はペラペラヒメジョオン、ゲンペイコギク(源平小菊)など。茎は細く基部で枝を分け、斜上または匍匐し草丈20~40cmと小型。葉は互生して、基部近くの葉には柄があって3~5裂(鋸歯状)し長さは3~5cm。上部の葉は無柄で全縁。葉には粗い毛が生えている。頭花は直径2cmほどで、花柄の先に1個つく。筒状花の色は黄色で、舌状花は白色~紅紫色と変化がある。果実は痩果で冠毛がある。


 花期は5月-11月頃。


ペラペラヨメナ ペラペラヨメナ
水路の割れ目に生えていた  2015年6月  南丹市 茎は下部で分枝する  2015年6月  南丹市
ペラペラヨメナ ペラペラヨメナ
ツボミ ここから花柄がのびる  2015年6月  南丹市 開花  2015年6月  南丹市
ペラペラヨメナ ペラペラヨメナ
花  2015年6月  南丹市 白色の花  2015年6月  南丹市
ペラペラヨメナ ペラペラヨメナ
紅紫色の花  2015年6月  南丹市 花と花後  2015年6月  南丹市
ペラペラヨメナ ペラペラヨメナ
葉  2015年6月  南丹市 茎下部の葉だが裂片は見られなかった  2015年6月  南丹市
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)





inserted by FC2 system