オタカラコウ

 キク科メタカラコウ属の多年草(学名:Ligularia fischer)

 本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山地の渓流沿いなどに広く分布している。茎は直立して高さ50~200cmほどある大型の草本。名前のタカラコウ(宝香)は、本種の根茎の香が「竜脳」という香料に似ているためという。またオタカラコウのオ(雄)は同属のメタカラコウ(雌宝香)より少し大きいからとのこと。根生葉は腎心形でフキの葉を大きくしたような感じだが、葉の縁には鋭い鋸歯が並んでいる。茎葉は3個程度つく。花序には総状に多くの頭花がつき、花の色は黄色。花弁に見える舌状花は5~9個で、筒状花を囲んでいる。総苞は筒状鐘形で、総苞片は一列に並ぶ。花は花序の下から順に咲き上がる。果実は痩果で長さ6~10mmの冠毛がつく。


 花期は7月-9月頃。


オタカラコウ オタカラコウ
2012年9月  京丹波町 2011年9月  右京区京北
オタカラコウ オタカラコウ
2011年9月  右京区京北 2011年9月  右京区京北
オタカラコウ オタカラコウ
2011年9月  右京区京北 2011年3月  自宅  植栽
オタカラコウ オタカラコウ
2010年12月  右京区京北 2010年9月  右京区京北
オタカラコウ(動画)
2017年9月  右京区京北
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