オオマツヨイグサ

 アカバナ科マツヨイグサ属の越年草または2年草(学名:Oenothera erythrosepala)

 北米原産の帰化植物で園芸植物として渡来したのが最初のようだが詳細は不明。全国に分布。図鑑やネットでは海岸や河原に多いように紹介されているが、口丹波地域では山間部の道端で出会った。しかも朝には花がしぼむともあったが、午後2時を過ぎても花が残っていた。普通花は夕方から咲き始め、朝にはしぼむということだ。茎は直立して草丈50~100cmほど。(時にもっと高くなることもあるみたい) 茎には開出毛が多く、毛の基部は暗紫褐色でプックリと膨らんでいる。イメージとしては黒子から毛が生えている感じ。葉身は楕円状披針形で鋭頭。浅い鋸歯がある。


 花期は6月-9月頃。


オオマツヨイグサ オオマツヨイグサ
道端で咲くオオマツヨイグサ  2015年6月  南丹市 上部の葉腋に1個の花をつける  2015年6月  南丹市
オオマツヨイグサ オオマツヨイグサ
雄しべ8個 雌しべ1個 柱頭は4裂している  2015年6月  南丹市 花柄のように長い萼筒  2015年6月  南丹市
オオマツヨイグサ オオマツヨイグサ
ツボミ  2015年6月  南丹市 茎の毛の基部は赤っぽい  2015年6月  南丹市
オオマツヨイグサ オオマツヨイグサ
葉の表面  2015年6月  南丹市 葉の裏面 脈上の毛が目立つ  2015年6月  南丹市
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