オオキンケイギク

 キク科ハルシャギク属の多年草(学名:Coreopsis lanceolata)

 北米原産の帰化植物。全国に分布し、その強靭な繁殖力から外来生物法で特定外来生物に指定されている。口丹波地域でも道端や法面などに多く生育している。草丈は30~70cm程度。草刈が頻繁に行われるような場所では低い位置に花をつける。茎は束生し、根生葉は有柄で3~5小葉に裂け、茎葉は茎の下部に集まり、上部のものは裂けない。葉には両面とも毛が生えている。花は黄色の頭花で、舌状花の先端は4~5裂する。花床には5~8mmの淡黄色の鱗片がつく。果実は痩果で色は黒色。


 花期は5-8月頃。



オオキンケイギク オオキンケイギク
花とツボミ  2016年7月  京丹波町 花後  総苞片と花床の鱗片  2016年7月  京丹波町
オオキンケイギク オオキンケイギク
葉  2016年7月  京丹波町 葉には両面に毛が生え 裏面にはまばらに腺点がある  2016年7月  京丹波町
オオキンケイギク オオキンケイギク
茎には稜がある  2015年8月  南丹市 花後  2015年8月  南丹市
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