オオハナワラビ

 ハナヤスリ科ハナワラビ属の多年草

 冬緑性のシダ植物。本州、四国、九州に分布。山地のやや湿り気のある林床のような日陰で見られ、時に群生していることもある。根茎は短く直立し、基部近くで栄養葉と胞子葉に分かれる。栄養葉は3回羽状複葉で、小羽片の先端は尖り、縁は不規則で鋭く尖った鋸歯となる。胞子葉は直立して栄養葉よりも長くのびる。葉柄や羽軸には毛がまばらに生えている。口丹波では全域の山間部に生育している。

 ハナワラビ類3種の動画はコチラです。


オオハナワラビ オオハナワラビ
葉柄には毛が生えている  2013年11月  南丹市 鋭く尖った鋸歯  2014年3月  亀岡市
オオハナワラビ オオハナワラビ
栄養葉と胞子葉  2013年11月  南丹市 胞子葉  2013年11月  南丹市
オオハナワラビ オオハナワラビ
栄養葉  2013年11月  南丹市 根元付近で分枝する  2013年11月  南丹市
オオハナワラビ オオハナワラビ
冬に少し変色したオオハナワラビ  2013年3月  亀岡市 葉の裏側  2013年3月  亀岡市
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