オオバノハチジョウシダ

イノモトソウ科イノモトソウ属の多年草 　常緑の多年草。関東以西の本州、四国、九州に分布。根茎は太く、葉柄基部の鱗片は暗褐色をしている。葉身は２回羽状全裂の長楕円状卵形をし、淡緑色～緑色。側羽片の先端は尾状にのびる。葉は２形で胞子葉は栄養葉よりも大きく背も高い。胞子葉の羽片の幅は栄養葉よりも狭い。ソーラス（胞子嚢群）は辺縁に沿ってつく。大型のシダで、山地の沢沿いなどで見られ、シカの忌避植物であり、数は徐々に増えている。

葉は２回羽状全裂　　2015年1月　　南丹市	2015年1月　　南丹市
ソーラスは辺縁に沿ってつく　　2015年1月　　南丹市	中軸表面には溝がある　　2015年1月　　南丹市
若い株　　2014年12月　　南丹市	若い株　　2014年12月　　南丹市
2012年7月　　南丹市	胞子葉　　2012年7月　　南丹市
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