オニスゲ
カヤツリグサ科スゲ属の多年草(学名:Carex dickinsii) 全国の日当たりの良い湿地に生える湿性植物で、京都府下では数が減少しているスゲの仲間。 1本の株に雄小穂と雌小穂をつけ、雄小穂は長く直立し、雌小穂は膨らんだ果胞の集合で、1度見たら忘れられない形をしている。雌小穂につく花は、3本に分かれた柱頭のみ。 匍匐枝でよく増え、決してひ弱な植物ではないが、自生に適した湿地の減少が、数を減らしている原因と思われる。京都府レッドデータ・ブックでは準絶滅危惧種に挙げられている。別名をミクリスゲという。 花期は5月-7月頃。 |
雌小穂の上にあるのが雄小穂 2013年6月 亀岡市 | 2013年6月 亀岡市 | ||
果胞と柱頭 2013年6月 亀岡市 | 2013年6月 亀岡市 | ||
オニスゲ(動画) | |||
2020年6月 (亀岡市) | |||
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