オニノゲシ
キク科ノゲシ属の1年草または越年草(学名:Sonchus asper) ヨーロッパ原産の帰化植物。全国に分布。茎は直立し、草丈50~100cmほどにのび、断面は中空。葉は光沢のある濃緑色で毛は生えていない。縁には不規則な鋸歯があり、先端は鋭い棘となる。茎の下部の葉や根生葉は羽状に中~深裂している。中部以上の葉は無柄で基部左右は半円形の裂片となって茎を抱く。花は春から夏にかけて多く咲くが、中には厳冬期に花をつけることもある。花はすべて黄色い舌状花で、頭花の直径は2cm程度。植物体の大きさの割には小さい花をつける。果実は痩果で、冠毛は白色。口丹波地域では道端や田畑の畦などで普通に見られる。 花期は4-7月頃 |
道端で咲くオニノゲシ 2015年11月 京丹波町 | 冬間近でも花が見られる 2015年11月 京丹波町 |
茎と葉 2015年11月 京丹波町 | 中部以上の葉の基部は左右に張り出す 2015年11月 京丹波町 |
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