オニヒカゲワラビ

 イワデンダ科ノコギリシダ属の多年草

 常緑のシダ植物。口丹波では冬季に地上部が枯れる。本州(東北地方南部)以南から、四国、九州に分布。空中湿度の高い山地の林床に群生する。根茎は太く横に這い、葉は広三角形で3回羽状深裂。黄緑色で光沢は無い。ソーラス(胞子嚢群)は線形で中肋寄りにつき、一端が中肋に接することも多い。京都府RDBでは準絶滅危惧種にランクされている。




オニヒカゲワラビ オニヒカゲワラビ
スギの植林地に生えるオニヒカゲワラビ  2014年6月  南丹市 やや大型のシダ  2014年6月  南丹市
オニヒカゲワラビ オニヒカゲワラビ
葉柄の鱗片は圧着している  2014年6月  南丹市 葉柄は緑色~黒褐色  2014年6月  南丹市
オニヒカゲワラビ オニヒカゲワラビ
ソーラスは線形  2014年6月  南丹市 2013年6月  南丹市
オニヒカゲワラビ オニヒカゲワラビ
2013年6月  南丹市 未熟なソーラス  2013年6月  南丹市
オニヒカゲワラビ(動画)
2019年11月  南丹市
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