オオカナダモ

 トチカガミ科オオカナダモ属の多年草(学名:Egeria densa)

 南米原産の帰化植物で各地の河川、湖沼、水路などで見られる沈水植物。口丹波では河川上流域では見られないが、中流域ではごく普通に群生している。常緑でいわゆる金魚藻の1つとして、水槽などに投入されることも多い。 光量の少ない水槽で育てると、輪生する葉と葉の間隔が広くなり、あまり分枝もしない。しかし生長速度は速く、注意をしていないと、水槽内で渦を巻くようにのびていることもある。野生では長いもので1m以上となる。
 花は白色で花弁は3枚。水面近くの茎から花柄がのびて花をつける。
 雌雄異株で日本には雄株しか帰化していないそうだ。本種は水流、水鳥、あるいは人間等の様々な要因で枝や茎が切れると、湖沼では水中を漂い、河川では下流へ流される。この流れ藻は辿り着いた場所で根を張り、居心地が良ければそこで大繁殖する。国の要注意外来生物となっている。


 花期は5-10月頃。


オオカナダモ オオカナダモ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
オオカナダモ オオカナダモ
2013年6月  自宅植栽 2013年6月  自宅植栽
オオカナダモ オオカナダモ
2013年6月  自宅植栽 2010年8月  自宅植栽
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