ヌカボシソウ

 イグサ科スズメノヤリ属の多年草(学名:Luzula plumosa var. macrocarpa)

 全国に分布し、口丹波では山地の林縁などに自生している。草丈は10~20cmほどと小さく、軟弱な印象を受ける。根生葉は広線形で長さは20cm以下だが、シカの食害を受けているものをよく見かける。茎葉は根生葉よりも短い。葉の縁には白色の長い毛が散生する。茎は直立して先端に花序をつくり、花柄を数本出してそれぞれの先に1個の花をつける。花色は褐色~淡褐色で花被片の先端は尖っている。


 花期は4月-6月頃。


ヌカボシソウ ヌカボシソウ
2014年3月  南丹市 根生葉   2014年3月  南丹市
ヌカボシソウ ヌカボシソウ
茎葉   2014年3月  南丹市 若い花序   2014年3月  南丹市
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