ノリウツギ

 アジサイ科アジサイ属の落葉低木(学名:Hydrangea paniculata)

  全国に分布。口丹波地域では山間部の林縁や林道沿いに多い。樹高3~4mほど。樹皮は灰褐色で、薄く縦に裂けるものが多い。葉は対生。枝先では輪生状。葉柄は1~3cmほどで、葉身は卵形または楕円形。縁に鋭鋸歯があり、先端はやや尾状にのびる。葉の裏面脈上に毛が生えている。花は円錐花序に多数つき、両性花は小さな5弁花で、まばらに装飾花がつく。装飾花のガク片は白色で、普通4個つく。かつて樹皮の粘液を和紙作りの糊に利用したことから糊空木となった。



 花期は7-8月頃。


ノリウツギ ノリウツギの樹皮
枝先の円錐花序に多数の花がつく  2017年7月  右京区京北 樹皮は薄く縦に裂ける  2016年11月  右京区京北
ノリウツギの葉 ノリウツギの花
枝先の葉は輪生状につく  2015年8月  南丹市 両性花は5弁花 装飾花には長い柄がある  2015年6月  右京区京北
ノリウツギ(動画)
2018年7月  亀岡市
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