ニホンカイタチツボスミレ(仮称)

 スミレ科スミレ属の多年草(学名:Viola sp)

 タチツボスミレの変種で、山陰型タチツボスミレとも呼ばれるが、いずれも仮称で正式な名称・学名はまだ付けられていない。有茎種。東北地方から九州にかけての主に日本海側に生育し、四国の瀬戸内側や愛知県にも分布するとネットに掲載されていたが、近畿圏では三重県も含めて全府県で生育が確認されている。タチツボスミレとの違いは、①茎が地面を這うこと。②葉の基部が切形~浅い心形であること。③葉脈が目立たないこと。が挙げられている。
 当HPでは、最初本種をコタチツボスミレとして掲載していたが、コタチツボスミレは葉の形などが異なっているようだ。(画像名は変更していません)


 花期は4月-5月頃。


ニホンカイタチツボスミレ ニホンカイタチツボスミレ
2014年4月  亀岡市 2014年4月  亀岡市
ニホンカイタチツボスミレ ニホンカイタチツボスミレ
茎は横に這う  2014年4月  亀岡市 葉の基部は切形が多い  2014年4月  亀岡市
以下は白花品
ニホンカイタチツボスミレ ニホンカイタチツボスミレ
2016年4月  南丹市 花弁の外側も白い  2016年4月  南丹市
ニホンカイタチツボスミレ ニホンカイタチツボスミレ
2016年4月  南丹市 紫条も入っていない  2016年4月  南丹市
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