ネナシカズラ

 ヒルガオ科ネナシカズラ属の1年草(学名:Cuscuta japonica)

 全国に分布するツル性の寄生植物。種子で越冬し春に芽を出す時には根があるが、少しのびて寄主が見つかると根は枯れる。茎は細く分枝を繰り返して、身近な草木に巻きつき寄生根によって養分を吸い上げる。茎は淡黄緑色と明褐色の部分があり、全体的に紅紫色の斑点が多く出る。生長に必要な養分を100%他の草木に頼るため葉は退化し、僅かに鱗片状の名残があるのみ。花は白色で、先が5裂した小さな釣鐘形をし、茎の各所に多くつく。


 花期は8月-10月頃。


ネナシカズラ ネナシカズラ
2013年10月  京丹波町 2013年10月  京丹波町
ネナシカズラ ネナシカズラ
2013年10月  京丹波町 2013年10月  京丹波町
ネナシカズラ ネナシカズラ
2013年10月  京丹波町 2013年10月  京丹波町
ネナシカズラ ネナシカズラ
2013年10月  京丹波町 果実   2013年10月  京丹波町
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