ネコノメソウ

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(学名:Chrysosplenium grayanum)

 全国の山地に自生。口丹波では山地でヤマネコノメソウよりもより水際で、より日陰の場所で出会う機会があるが、ヤマネコノメソウよりも少ない。
 最初、茎は地を這うように横にのびて、節部分から根を下ろし枝分かれする。枝(茎)は立ち上がって先端に小さな花を多くつける。茎葉には柄があり対生し、互生するヤマネコノメソウと見分けることが容易にできる。
 小さな花の中を覗くと、萼片は4枚、黄色い雄しべが4個ある。
 ネコノメソウは目立たない小さな草本だが、種類が多く、互いに似ているものも多い。散策をしていてネコノメソウに出会うと、これは何ネコノメソウだろうか? としゃがみ込んで覗くのも面白いものだ。


 花期は3月-4月頃。


ネコノメソウ ネコノメソウ
2013年3月  京丹波町 葉は対生   2013年3月  京丹波町
ネコノメソウ ネコノメソウ
水溜りでは浮葉植物の様だ   2013年3月  京丹波町 挿水状態   2013年3月  南丹市
ネコノメソウ ネコノメソウ
地を這うネコノメソウ   2013年3月  南丹市 2013年3月  南丹市
ネコノメソウ(動画)
2020年3月・4月・5月  (京丹波町ほか)
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system