ネジキ

 ツツジ科ネジキ属の落葉小高木(学名:Lyonia ovalifolia var. elliptica)

 本州、四国、九州に分布し、口丹波地域では陽当たりの良い山地の斜面などに生育している。幹はねじれ、樹皮は薄く縦に剥がれやすい。よく枝を分け、若い枝は強く赤味を帯びて光沢があり美しく、生け花にもよく利用される。葉は互生。5mmほどの葉柄があり、葉身は広卵形で両面に毛が散生し、裏面脈上には毛が密生している。前年枝の葉腋から出た花序に白色の花が多数つく。花は壺形で長さは10mmほど。すべて下向きに咲く。萼は花と同色で5深裂し、花冠の先は5浅裂する。果実は蒴果。

 花期は5-6月頃


ネジキの花 ネジキの若い枝
花は白色壺形 花柄や萼も白色  2017年6月  南丹市 若い枝や冬芽は赤い 画像の白いものは雪  2014年12月  南丹市
ネジキの花 ネジキの幹
花は下向きに咲き あまり目立たない  2012年6月  南丹市 幹は捻じれ 種名の由来となっている  2011年6月  南丹市
ネジキ(動画)
2018年5月  南丹市
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