ナニワイバラ
バラ科バラ属の常緑低木(学名:Rosa laevigata) 中国南部原産で江戸時代【1700年頃)に渡来したと伝わるが、京都府や四国、九州地方で野生化した個体を自生とする考えもあり、京都府レッドデータ・ブックでは「要注目種」とされている。ツル性で、下向きに曲がった刺で基物をよじ登り、高さ6mほどになる。葉は3出複葉。互生する。小葉は卵状長楕円形で先端は尖り、両面無毛。長さは3~6cmほどで表面には光沢がある。托葉は脱落性。花は枝先に1個ずつつく。花弁は5個で白色。花は直径が5~8cmほどある大輪でよく目立つ。雄しべ多数、雌しべの柱頭は花の中心で平たく固まり花柱は見えない。花には淡い芳香がある。 花期は4月-5月頃。 |
山地に生育するナニワイバラ 2019年5月 南丹市 | 崖の崩落防止ネットをよじ登る茎 2019年5月 南丹市 | ||
枝先に花を1個つける 2019年5月 南丹市 | 花は直径5~8cmの大輪 2019年5月 南丹市 | ||
常緑で冬の葉にも光沢がある 2017年2月 南丹市 | 葉はふつう3出複葉 2017年2月 南丹市 | ||
ナニワイバラ(動画) | |||
2019年5月 南丹市 | |||
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