ナンバンハコベ

 ナデシコ科ナンバンハコベ属の多年草(学名:Cucubalus baccifer var. japonicus)

 全国に分布し、口丹波では山地の林縁などやや湿った場所に自生している。地面や他の植物の上をツル状に匍匐し、分枝を繰り返して生長する。長さは2m近くにまでなる。葉には短い柄があり対生し、狭卵形で先が尖る。葉の縁には粗毛が目立ち、両面とも艶は無くザラザラしている。茎は葉腋から出て対生することが多く、伏毛が生える。花は茎や枝先に1個下向きか、やや俯き加減につく。萼は緑色の鐘状で毛が生えている。また萼は開花時に5中裂し各裂片は反り返る。花弁は白色で5枚が離れてつき、中ほどで外に折れ曲がる。花の中央の丸い子房が目立ち、雄しべ10本は子房の先端よりも短い。花柱は3本で長く、白い糸くず状。花後果実は早く熟し、熟すと艶のある黒色になる。


 花期は7月-9月頃。


ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年8月  南丹市 2013年7月  南丹市
ナンバンハコベ ナンバンハコベ
2013年7月  南丹市 2013年7月  南丹市
ナンバンハコベ(動画)
2018年7月  亀岡市
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