ナンバンギセル

 ハマウツボ科ナンバンギセル属の1年草(学名:Aeginetia indica)

 全国の草地に生える寄生植物。主にススキなど大型のイネ科植物の根に寄生して栄養分を奪っている。茎は地上には出ずに花柄だけをニョキッと立ち上げる。花柄の長さは15~20cmほどで、生い茂った草地では見つけることは難しい。花柄の先に筒状の花を横向けかやや下向きにつけ、花冠の先は浅く5裂している。花の色は基部から約半分ぐらいまでと、先端が紅紫色で、その間は白色をしている。大きな萼は淡褐色で、縦に淡紅紫色の筋が入り、筋はそのまま花柄に流れる。


 花期は8月-11月頃。


ナンバンギセル ナンバンギセル
湿地のススキに寄生するナンバンギセル  2015年9月  亀岡市 花  2015年9月  亀岡市
ナンバンギセル ナンバンギセル
濃い密度で生えていた  2014年9月  亀岡市 果実が熟し種子が落ちる時期   2013年11月  亀岡市
ナンバンギセル ナンバンギセル
果実   2013年10月  亀岡市 2013年9月  亀岡市
ナンバンギセル ナンバンギセル
2013年9月  亀岡市 2013年9月  亀岡市
ナンバンギセル ナンバンギセル
2013年9月  亀岡市 ミョウガに寄生していた  2013年10月  京丹波町
ナンバンギセル ナンバンギセル
若い果実  2013年10月  亀岡市 2013年9月  亀岡市
ナンバンギセル(動画)
2017年8月 亀岡市
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