ナガバノタチツボスミレ

 スミレ科スミレ属の多年草(学名:Viola ovato-oblonga)

本州西部、四国、九州に分布。口丹波地域の山地では最も普通に見られるスミレの一つ。早いものでは3月中旬頃から開花を始め、5月頃まで咲いている。日当たりの良い場所を好み、群生していることが多い。 花の色は淡青紫色のものが多く、白に近いものまである。また白花のものは別にシロバナナガバノタチツボスミレと呼ばれている。花弁は丸みを帯び、重なるようにつく。花の側弁基部はふつう無毛。唇弁の紫条はタチツボスミレと比べてはっきりとしている。葉は暗緑色が多く、表面の脈に沿って濃赤褐色の筋が出るものが多い。開花時期の根生葉は円心形(幅2~3cm)。花後に伸びる茎につく葉は細長い三角状楕円形となる。托葉は鋭く切れ込んでいる。


 花期は3月-5月頃。


ナガバノタチツボスミレ ナガバノタチツボスミレ
2013年3月   京丹波町 2013年3月   京丹波町
ナガバノタチツボスミレ ナガバノタチツボスミレ
2013年3月   京丹波町 2013年3月   南丹市
ナガバノタチツボスミレ ナガバノタチツボスミレ
2013年3月   南丹市 2013年3月   南丹市
ナガバノタチツボスミレ ナガバノタチツボスミレ
2013年3月   南丹市 2013年3月   南丹市
ナガバノタチツボスミレ(動画)
2021年4月  (南丹市)
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