ミョウガ

 ショウガ科ショウガ属の多年草(学名:Zingiber mioga)

 本州、四国、九州の山地のやや湿った林下から渓流畔などに生え、薄暗い環境に多い。大陸からの史前帰化植物と言われている。口丹波では全域の山間部(低山)で見られる。草丈は40~100cmほど。茎は直立し分枝せず、長楕円形で長さ20~30cmの葉が互生する。根元の地面から花穂を出し、地表すれすれで花をつける。花穂は数個から10個程度の苞が重なり、苞の間からランダムに開花する。花は黄色く、直径は5cmほど。よく開いた下部の唇弁と、鳥のくちばしのような雌しべが目立つ。花は1日花。


 花期は9月-10月頃。


ミョウガ ミョウガ
2013年10月  亀岡市 2013年10月  亀岡市
ミョウガ ミョウガ
2013年10月  亀岡市 2013年5月  京丹波町
ミョウガ ミョウガ
2013年5月  京丹波町 2013年5月  京丹波町
ミョウガ ミョウガ
2013年5月  京丹波町 シカによる食害   2013年5月  京丹波町
週刊山野草Vol.15(ミョウガなど8種類の山野草動画)
2018年10月
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