ムラサキニガナ

 キク科アキノノゲシ属の多年草(学名:Lactuca sororia)

 本州、四国、九州の山地に分布するムラサキニガナは、口丹波地域にも広く生育している。夏、山地の薄暗い場所でヒョヨヒョロと高くのびて、先の方に細い花茎をたくさん出して直径が1cmほどで薄紅紫色の花を咲かせる。じっくり見ると美しい花だが、小さくておまけに下向きに咲くため自然の中では目立たない。大きなものでは草丈が100cmを超えるが、存在感の薄い植物だ。
 花柄に腺毛が生えた変種をケムラサキニガナと呼ぶ。



 花期は6月-8月頃。


ムラサキニガナ ムラサキニガナ
2010年7月  右京区京北 2010年7月  右京区京北
ムラサキニガナ ムラサキニガナ
2012年7月  南丹市 2012年7月  植栽
ムラサキニガナ ムラサキニガナ
2012年7月  植栽 2012年7月  植栽
ムラサキニガナ(動画)
2023年7月 京都市北区および南丹市
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