ムカゴイラクサ

 イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草(学名:Laportea bulbifera)

 全国の山地に自生している本種は、口丹波でも谷間の薄暗くじめじめした場所で見ることができる。
 葉は互生し、鋸歯で表面には触るとチクチクする棘を持っている。雌雄同株で茎の上の方に穂を出して咲くのが雌花で、雄花は下の方で控えめに咲く。
 山地ではイラクサ科の植物をよく見かけるが、本種は葉腋にムカゴをつけるので見分け易い。草丈は60~70cm程度。




 花期は8月-9月頃。


ムカゴイラクサ ムカゴイラクサ
ムカゴ   2012年9月  南丹市 雌花序   2012年9月  南丹市
ムカゴイラクサ ムカゴイラクサ
雌花序   2012年9月  南丹市 2012年9月  南丹市
ムカゴイラクサ
2012年9月  南丹市
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