モチツツジ
ツツジ科ツツジ属の半落葉低木(学名:Rhododendron macrosepalum) 山梨県・静岡県~岡山県の本州と四国に分布。口丹波地域では山麓から低山の山頂にかけて広く生育している。樹高1~2mほど。樹皮は暗褐色。葉は互生し、長さ4~6cmほどの楕円形。両面に白色の毛と腺毛が生えていて僅かに粘る。葉は秋に赤黒く紅葉し落葉するものもあるが、越冬する葉も多い。春、葉が展開するのと同時期に、枝先に数個の花がつき、花は漏斗形で花色は淡紅色。濃紅色の斑点がよく目立つ。花柄、萼などには腺毛が密生し、強く粘る。本種は花期の春以外の季節でもまばらに花をつけることが多い。果実は蒴果。 花期は4-6月頃。 |
時季外れの花 花色には濃淡の幅がある 2016年10月 南丹市 | 萼に腺毛が密生している 2016年5月 京丹波町 | ||
岩壁に生えるモチツツジ 2014年5月 京丹波町 | 花は枝先にまとまって数個つく 2013年5月 京丹波町 | ||
花 2013年5月 京丹波町 | ツボミ 腺毛は強く粘る 2013年5月 京丹波町 | ||
虫に食害された花 2013年5月 南丹市 | 腺毛に捕えられ死んだ昆虫たち 2013年5月 南丹市 | ||
モチツツジ(動画) | |||
2018年4月 南丹市 | |||
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