ミズオオバコ

 トチカガミ科ミズオオバコ属の1年草 沈水植物(学名:Ottelia alismoides)

 かつては水田でも見られたというミズオオバコだが、今ではその姿は殆ど見られなくなっている。それだけに下の写真のミズオオバコに出会った時には、最初これがミズオオバコだと判らなかった。以前植物園で1度だけ見たミズオオバコは、1枚の葉だけで50cmほどもある大きなものだった。しかし水田のように水深の浅い所では、このような姿が普通なのだろう。
 夏から秋にかけて咲くミズオオバコの花は、花弁こそ3枚と少ないが大きくて美しい。しかし惜しいことに花は1日花で、自生地で花を見たいと思ってもタイミングが難しい。
 ミズオオバコは環境省レッド・データブックでは絶滅危惧Ⅱ類、京都府では絶滅危惧種のカテゴリーに入っている。


 花期は8月-10月頃。


ミズオオバコ ミズオオバコ
2012年8月  亀岡市 2012年8月  亀岡市
ミズオオバコ ミズオオバコ
2012年8月  亀岡市 2012年9月  植栽
ミズオオバコ(動画)
 2017年8~9月  南丹市
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