ミゾソバ
タデ科イヌタデ属の1年草(学名:Persicaria thunbergii) 全国の河川や水路、湿地や溜池畔などに生える湿性植物。コンクリート護岸が施工された農業用水路などではあまり見られなくなった。茎は匍匐しよく枝を分け、各節から根をおろし枝が立ち上がる。草丈30~80cmほどになり、大小の群落を作っていることが多い。茎には下向きの棘がある。葉は互生して三角鉾形で先は尖る。ミズヒキのような黒い斑が入る葉が多い。花は枝先に数個~10個ほど集まってつく。5枚の花弁に見えるものは萼片が5裂したもので、上部は淡紅紫色で、下部は白色をしている。また匍匐茎に閉鎖花をつけて、自家受粉により結実するものもあるようだ。 口丹波では圃場整備された水田周辺では、姿を消したところも多いが、山地の水田で、山際の水路や湿地では、まだ多く自生している。 花期は8月-10月頃。 |
2012年10月 南丹市 | 2012年10月 南丹市 |
2012年10月 南丹市 | 2012年10月 南丹市 |
赤味が強い花 2012年9月 京丹波町 | 2012年9月 右京区京北 |
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