ミゾカクシ
ミゾカクシ科ミゾカクシ属の多年草(学名:Lobelia chinensis) 北海道、本州、四国、九州の湿った田んぼの畦道などに生える背の低い雑草。茎は地面を這って節々から根をおろして増殖する。葉は少し間隔をあけて互生する。 別名をアゼムシロと言う。畦にムシロを広げたように一面覆いつくすほど増えるという意味があるのだろう。古くから稲作と密接な関係のあった植物のようだ。しかし圃場整備が進み、昔ながらの水路が姿を消してしまった今、農耕地近辺でミゾカクシを見る機会は減ったように思える。下の右京区京北で見た本種は、山地の渓流に近い、日当たりの良い草地に自生していたもので、田の畦とは随分と異なる環境で生育していた。 花期は9月-10月頃。 |
2011年7月 右京区京北 | 2011年7月 右京区京北 |
2011年7月 右京区京北 | |
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