ミゾホオズキ

 ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草(学名:Mimulus nepalensis)

 北海道、本州、四国、九州に自生しているミゾホオズキは、山地の渓流や沢の流れに近い所に生えている。雨で川が増水すると、すぐに冠水してしまうような河原で、他の植物が進入しにくいところでも元気に育つ水辺の植物。植物体は全体無毛。茎は方形。下部で多くの枝を出す。高さ10~30㎝ほど。葉身は卵形~楕円形で浅い鋸歯縁。茎上部の葉腋から長さ15~30㎜の花柄をのばして花をつける。花は黄色。花冠の上唇は2裂し、下唇は3裂する。花の雄しべは4個。花冠の内側に微細な斑点が出る。下唇内側には2本の隆起条があり、毛状突起が密にある。萼筒に5稜あり、筒の先端は5裂する。稜には翼がつく。


 花期は5月-8月頃。


ミゾホオズキ ミゾホオズキ
2012年5月  南丹市 2012年5月  南丹市
ミゾホオズキ(動画)
2022年5月  (右京区京北)
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