ミヤマヨメナ

 キク科シオン属の多年草(学名:Aster savatieri)

本州、四国、九州の山地で、春から初夏にかけて咲く野菊。口丹波地域では山麓から山腹の日陰で、やや湿った沢沿いの道端などで見られ、多くの場合小さな群落をつくっている。 園芸店などで売られているミヤコワスレの原種で、花は清楚で美しい。野生での本種の花色(舌状花)は白色~青紫色。葉は根生葉と茎葉で形が違い、花期でも残っている根生葉には長い柄があり翼がついている。茎葉は長楕円形で粗い鋸歯になっている。また茎には短い毛が生えている。草丈は15~50cmほど。


 花期は5月-7月頃。


ミヤマヨメナ ミヤマヨメナ
2013年5月  亀岡市 筒状花は黄色  2013年5月  亀岡市
ミヤマヨメナ ミヤマヨメナ
舌状花は白色~青紫色  2013年5月  亀岡市 冠毛は無い  2013年5月  亀岡市
ミヤマヨメナ ミヤマヨメナ
総苞片は2列 2013年5月  亀岡市 茎上部の葉は無柄  2013年5月  亀岡市
ミヤマヨメナ ミヤマヨメナ
根生葉には長柄がある   2013年5月  亀岡市 花は枝先に単生  2012年5月  亀岡市
ミヤマヨメナ(動画)
2022年5月  (南丹市)
 ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ
再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system