ミヤマカタバミ

 カタバミi科カタバミ属の多年草(学名:Oxalis griffithii)

本州、九州に分布。 口丹波地域では山地の林内や林縁に生育し、普通群生している。地下浅くに根茎があり、その先から根生葉と花柄を出す。根茎には過去の葉柄の一部が宿存し、ゴツゴツしているように見える。葉には3小葉あり、小葉は心形で、新葉の時は表面の毛が目立つ。花は花柄の先に1個つき、花弁は5個。花の直径は3~4cmほど。雌しべの花柱は5個で、雄しべは10個。雄しべの花糸は淡紅色をしている。花は新葉の展開と同時に開花する。花の色は白色で、花弁内側には筋が見られる。稀に花色が淡紅紫色のものがあり、ベニバナミヤマカタバミと呼ばれる。


 花期は3月-4月頃。


ベニバナミヤマカタバミ ベニバナミヤマカタバミ
ベニバナミヤマカタバミ   2013年4月  右京区京北 ベニバナミヤマカタバミ   2013年4月  右京区京北
ベニバナミヤマカタバミ ベニバナミヤマカタバミ
ベニバナミヤマカタバミ   2013年4月  右京区京北 ベニバナミヤマカタバミ   2013年4月  右京区京北
ミヤマカタバミ ミヤマカタバミ
2011年4月  南丹市 2011年4月  南丹市
ミヤマカタバミ ミヤマカタバミ
2011年4月  南丹市 2011年4月  南丹市
ミヤマカタバミとベニバナミヤマカタバミ(動画)
2018年3月 右京区京北
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