ミヤコミズ
イラクサ科ミズ属の一年草(学名:Pilea kiotensis) 愛知県以西の本州、四国と九州の狭い範囲に分布し、京都府の鷲峰山がタイプ産地で、それにちなんで「都水」という和名が付けられた。しかし京都府でも産地は限定的で絶滅危惧種にランクされている。茎は下部でよく枝を分け、茎の色は赤褐色。草丈は20~30cmほど。葉は対生し、葉柄は赤褐色。葉身は狭卵形~長楕円形で、縁の鋸歯が片側7~13個と、よく似たヤマミズより多いのが特徴。花序は葉腋から出て、雌花序の柄には乳頭状の突起がある。日本固有種。口丹波地域では、山間部の谷沿いの林縁など湿った場所で生育している。 花期は9-10月頃。 |
茎は下部でよく分枝する 2019年10月 右京区嵯峨 | 葉は対生 長い柄がある 2019年10月 右京区嵯峨 | ||
花序は葉腋から出る 2019年10月 右京区嵯峨 | 葉の鋸歯は多く 先端は尾状にのびる 2019年6月 右京区嵯峨 | ||
ミヤコミズ(動画) | |||
2019年10月 (右京区嵯峨) | |||
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