ミチタネツケバナ

 アブラナ科タネツケバナ属の越年草(学名:Cardamine hirsuta)

 ヨーロッパ原産の帰化植物。タネツケバナの仲間はよく似たものが多いので、これがミチタネツケバナだという確信は持っていないが、真冬でも花が咲き、根生葉も残っているのでミチタネツケバナということにした。
 タネツケバナとは「種付け」というエロチックな意味ではなく、苗代でイネの苗を作る前に、春、種籾を塩水に浸ける頃に花が咲くというところから、「種浸け花」と呼ばれたそうだ。
 タネツケバナは水田の畦など湿潤な場所を好むが、本種はもう少し乾燥した場所にも進出し、そのため庭の雑草の中にも多く見られる。年中花が咲き、年中種子を落とす本種を見ると、急速に分布域を拡大したことが理解できる。


 花期は花期は4-6月頃が盛期だが、真冬でも花が咲く。


ミチタネツケバナ ミチタネツケバナ
2013年2月  自宅庭 2013年2月  自宅庭
ミチタネツケバナ ミチタネツケバナ
2013年2月  自宅庭 2013年2月  自宅庭
ミチタネツケバナ ミチタネツケバナ
2013年2月  自宅庭 2012年11月  右京区京北
ミチタネツケバナ ミチタネツケバナ
2012年11月  右京区京北 2012年11月  右京区京北
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