マツカゼソウ

 ミカン科マツカゼソウ属の多年草(学名:Boenninghausenia japonica)

 宮城県以西の本州、四国、九州に分布。口丹波では特に中部から北部の山地に多い。林床を覆い尽くすほど群生する植物は何種類かあるが、本種もそういった植物の1つで、植林された針葉樹林の日光が差込みにくい場所を好んで生えている。草丈は30-60cmほど。葉は互生し、3回3出羽状複葉で長い葉柄がある。小葉は倒卵形の全縁で無毛。質は薄くて柔らかい。枝の先に集散花序をつくり、白色の小さな花をまばらに多数つける。花弁は4枚で雄しべは花弁より長く突き出る。


 花期は8月-10月頃。


マツカゼソウ マツカゼソウ
2013年10月  南丹市 2013年10月  南丹市
マツカゼソウ マツカゼソウ
2013年8月  右京区京北 2012年11月  右京区京北
マツカゼソウ マツカゼソウ
2012年10月  右京区京北 2012年10月  右京区京北
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