マツグミ

 オオバヤドリギ科マツグミ属の半寄生性常緑低木(学名:Taxillus kaempferi)

 日本固有種。関東以西の本州、四国、九州に分布。マツやモミなど主に針葉樹に寄生して樹上で暮らしているが、光合成は自ら行っている。葉には短い柄があり、葉身はヘラ形鈍頭で革質。花は筒状で赤色。先端は4裂し、裂片は反り返る。花1個は小さいが、花期には数多く咲くので樹上でもよく目立つ。口丹波地域では、かつては普通に見られたが、近年は松枯れによりアカマツの成木が激減し、必然的に本種の数も減っている。京都府レッドデータブックでは準絶滅危惧種。


 花期は7-8月頃。



マツグミ マツグミ
マツに寄生したマツグミ  2015年8月  南丹市 赤いのは花  2015年8月  南丹市
マツグミ マツグミ
ツボミ  2015年8月  南丹市 花後  2015年8月  南丹市
マツグミ マツグミ
若い果実  2014年3月  南丹市 花  2013年7月  南丹市
マツグミ マツグミ
若いツボミ  2013年6月  南丹市 冬越しの果実  2013年2月  南丹市
マツグミ マツグミ
熟した果実  2011年4月  南丹市 寄生された部分のマツの枝はコブ状に膨らんでいた  2011年2月  南丹市
マツグミ(動画)
2017年4月および2018年7月  南丹市
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