マツブサ

 マツブサ科マツブサ属の落葉ツル性木本(学名:Schisandra nigra)

 全国に分布し、口丹波地域では山地の林縁や谷筋に生育するが数は少ない。雌雄異株。樹皮は古くなるとコルク質になる。葉は互生。短枝では束生。柄があり葉身は広卵形で両面無毛。先端は尖り、基部は円形~広いくさび形。縁には低い鋸歯がある。花は短枝から長い柄で下垂して下向きに咲く。花の色は黄白色。果実は液果で房状につき、熟すと黒色になる。京都府準絶滅危惧種。


 花期は4-5月頃。



マツブサ マツブサ
マツブサの葉  2016年4月  南丹市 花は短枝につく  2016年4月  南丹市
マツブサ マツブサ
花には長い花柄がある  2013年4月  南丹市 花は下向きに咲く  2013年4月  南丹市
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