マタタビ

 マタタビ科マタタビ属のツル性落葉樹(学名:Actinidia polygama)

 ほぼ全国に分布するツル性の樹木。樹皮は紫褐色でよく分枝する。葉は単葉で互生し、葉身は卵形~広卵形で鋭頭。縁には小さな鋸歯がある。若い枝の上部につく葉の表面は、夏の間白色の大きな斑が出て、白斑は葉面のほぼ全体に及ぶものもある。雌雄異株。新枝の葉腋に白い花を下向きにつける。花弁は5個で花冠の直径は25mmほど。雄しべは多数あり、黄色い葯が目立つ。両性花の花柱は多数あり開出する。果実は液果。長楕円形で先端は尖っている。生育地によっては、果実の殆どがマタタビフクレフシという虫えい(虫こぶ)になっていることもある。


 花期は6-7月頃。


マタタビの果実 マタタビの虫えい
果実  2017年7月 京丹波町 果実(虫えい)  2017年7月 京丹波町
マタタビの雄花 マタタビの果実(虫えい)
雄花  2017年6月 南丹市 虫が入った果実  2016年10月 右京区京北
マタタビのツボミ マタタビ
ツボミ  2015年6月 京丹波町 谷筋で茂るマタタビ  2014年6月 南丹市
マタタビの葉 マタタビ
花期の葉  2014年6月 南丹市 花は下向きに咲く  2013年6月 南丹市
マタタビ(動画)
2018年6月  南丹市
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